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日別アーカイブ: 2025年10月17日

【今帰仁村】2×4工法で建てる平屋住宅|木と光が調和する、心地よい住まい

大工沖縄工房舎と株式会社KISHIN GROUP HOLDINGSが手がける、2×4(ツーバイフォー)工法による平屋住宅が完成しました。
沖縄の自然光をたっぷりと取り込み、木の温もりが感じられる心地よい空間に仕上がっています。
地域の気候に合わせた設計と、職人の丁寧な手仕事が織りなす新しい住まいのかたち。
今回は、その魅力を動画でご紹介します。

実際に完成した平屋住宅では、2×4工法の特性を活かした明るく開放的な設計が採用されています。
天井の高さや窓の配置にもこだわり、自然光がやさしく差し込む空間が広がります。
また、大工沖縄工房舎の職人による木造の造作が、住まいに温もりと個性を添えています。

▼紹介動画はこちら

2×4工法の特長や構造については、以前の記事でも詳しくご紹介しました。
ここでは改めて、その優れた性能と設計の自由度について振り返ってみましょう!


🔨 2×4工法とは – 強さの秘密

2×4工法は、北米で生まれた木造建築の工法のひとつ。その名前は、主に使われる木材の断面サイズに由来します(2インチ×4インチ)。この工法の最大の特徴は、壁、床、屋根を「枠組」と呼ばれる木材のフレームと構造用面材で一体化させる「モノコック構造」を採用していることです。

モノコック構造とは、飛行機や新幹線などの乗り物にも用いられる構造で、外からの力を「面」全体で受け止めて分散する仕組みのこと。これにより、地震や台風などの自然災害に対して、非常に高い強度を発揮します。

2×4工法はその耐震性の高さが大きな強みです。過去の大規模な地震調査では、2×4工法で建てられた住宅は、他の工法に比べて被害が少なかったという結果も多く報告されています。


🌿 【2×4工法のメリット – 快適性と安全性】

💡 高い耐震性

2×4工法は、モノコック構造により、地震の力を建物全体に分散し、優れた耐震性を発揮します。耐震等級3相当の性能も実現可能です。

大工沖縄工房舎が解説する2×4工法の利点。耐久性・断熱性・気密性に優れた新築注文住宅向け工法の図解


💡 高い断熱性・気密性

壁や床を面で構成するため、気密性が高く、断熱材の効果を最大限に引き出すことができます。これにより、外気温の影響を受けにくく、一年を通して快適な室内環境を実現。沖縄の暑い夏も、エアコンに頼りすぎることなく、涼しく過ごすことができます。

大工沖縄工房舎が解説する2×4工法の利点。耐久性・断熱性・気密性に優れた新築注文住宅向け工法の図解


💡 ファイヤーストップ構造

2×4工法には、「ファイヤーストップ構造」という、火災の際の延焼を抑制する仕組みがあります。壁や床の内部に空気の流れを遮断する部材が設けられており、万が一の火災発生時にも、火が燃え広がるのを遅らせ、避難時間を確保します。

大工沖縄工房舎が解説する2×4工法の利点。耐久性・断熱性・気密性に優れた新築注文住宅向け工法の図解


💡 設計の自由度

2×4工法は、比較的シンプルな構造であるため、設計の自由度が高いという特徴もあります。お客様のライフスタイルや好みに合わせた、個性的な住まいづくりが可能です。


🔨 職人の手仕事で形になる、2×4工法の家づくり

※以下の写真は、別現場で撮影した2×4工法の施工風景です。
実際の建築現場でも、同様の工程や技術によって、構造体を丁寧に組み上げていきます。

沖縄県名護市で行われた2×4工法による平屋住宅の施工風景|大工沖縄工房舎 モノコック構造を採用した2×4工法の施工現場|沖縄・大工沖縄工房舎 大工沖縄工房舎の職人が2×4工法で木材を組み上げる様子|名護市の平屋建築現場 沖縄県名護市で行われた2×4工法による平屋住宅の施工風景|大工沖縄工房舎


🏠基信と大工沖縄工房舎のタッグ – 沖縄の住まいを未来へ

これからも、大工沖縄工房舎はKISHIN GROUP HOLDINGSとともに、
沖縄の気候や暮らしに寄り添った家づくりを進めてまいります。

強く、快適に。そして、美しく。
沖縄の住まいの未来を見据えた新しい挑戦に、ぜひご期待ください。


🏠 大工沖縄工房舎 公式サイト
https://www.daikuokinawa.com/

🏗 KISHIN GROUP HOLDINGS 公式サイト
https://www.kishin.info/